Fiberplus™

Fiberplus™

Fiberplus™は、光ファイバと電気接点を1つのインターフェースに統合した、磁気式自己嵌合コネクタです。磁気による自動嵌合と安全離脱機構により、医療現場において誰でも直感的かつ確実な接続を可能にします。

電気信号・電力供給と同時に、ノイズの影響を受けにくい光信号伝送を実現できる点が特長で、高精度・高信頼性が求められる医療アプリケーションに最適です。また、磁気式構造により誤接続や機器損傷のリスクを低減し、処置中の操作性と安全性を向上させます。

特長

  • 光ファイバ(2芯)と電気(8芯)を一体化したハイブリッド磁気式コネクタ
  • 磁気式自己嵌合構造により、直感的かつ確実な着脱を実現
  • IP4X の保護等級により、医療環境での安全性に配慮
  • 光と電気を単一インターフェースで接続することで、配線の簡素化と省スペース化に貢献
  • 誤接続や機器損傷リスクを低減し、医療現場での操作性と信頼性を向上
  • 医療機器用途を中心に、高信頼性が求められるアプリケーションに最適

仕様

  • 嵌合方式:磁気式
  • 離脱力:約 15.6 N
  • 動作電圧:250V DC
  • 動作電流:2A
  • 滅菌対応:Gamma、EtO、オートクレーブ
  • 電線サイズ:26-50AWG

MagConnect®のアプリケーション例

MagConnect®のアプリケーション例

MagConnect® ケーススタディ

喉頭鏡(Laryngoscope)

ある大手医療用ビデオ喉頭鏡メーカーが、喉頭鏡用コネクタに関して創造的なソリューションを求めてAmphenol Onanonにアプローチしてきました。それまでこのメーカーはHDMIコネクタを使用していましたが、HDMIは着脱が容易ではなく、処置中に患者が負傷する原因となっていました。

喉頭鏡検査は、喉頭や咽頭の他の部分を観察するために行われる処置であり、医師は患者の食道内で機器を繊細に操作する必要があります。適切な機器がなければ、このような処置は困難になります。場合によっては、機器が患者の食道に不意に圧力を加えて損傷を引き起こす危険性もあります。

このような状況下で、基本的なHDMIコネクタを使用していると、処置中に問題が発生しても容易にコネクタを外すことができませんでした。これを受けて、このメーカーは、緊急時に容易に切り離せるコネクタを求めてAmphenol Onanonに相談したのです。

高電圧の血管内衝撃波治療(Intravascular Lithotripsy)

MagConnect®は、血管内の石灰化に対する高電圧衝撃波治療機器にも最適なソリューションでした。OEM(相手先ブランド製造業者)は、MagConnect®を自社の装置にスムーズに統合した後、それが予測可能な安全性、直感的な操作性、一貫した有効性を持つと評価しました。

MagConnect®のご紹介

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